語法について(96)〜(99)
(96)as〜asの文の構造がイマイチ理解できません。
You always seem to get phone calls whenever you're as far away from LA as you can get,"の一部です。
直訳すれば「LAから出来る限り遠く離れて」ということなのですが、これは「ものすごく離れている」ということを大袈裟に言う比喩です。
alwaysとwheneverで「いつも」がダブっているようですが、こういうのも口語の勢い。いかにもインタビューっぽい感じです。
(97) "Who are the two people talking?" ってどういう仕組みでしょう?
"Who are the two talking people?"もしくは"Who are the two people?"(多少質問文としては曖昧だと思いますが…) でもいいのかなと思いました。
なるほど。どっちも通じるとは思います。が、どっちも不自然な感じが。
talkingが前に来て名詞を修飾する例をあげてみましょうか。talking doll(しゃべる人形)、talking book(話す絵本)、talking watch(音声時計)、talking voice(話し声)…。分かりますか?その名詞の持つ機能や性質を表すものであって、「…している〜」という形ではありません。つまり、the talking peopleとthe people talkingは、「しゃべる人間」と「しゃべっている人」みたいな感じと言ったら、分かるでしょうか。

分詞が名詞の後ろへ来るのは二語以上の場合…というのは、必ずしもすべてにあてはまることではありません。五文型でいえばSVOC(主語・述語動詞・目的語・補語)のI smell something burning.(何かが焦げている匂いがする)やI see a car coming.(車が来るのが見える)など、「OCする」という形、ありますよね。一語でも名詞の後ろに来ることはあるのです。

たとえば、A man is coming.(一人の男がこっちへ来る)という文。文法的には何の問題もありませんが、会話の中で使われる場合、いかにも唐突ではありませんか?それは、日本語でも同じはず。ネイティブはこのような場合、There is a man coming.(こっちへ来る男がいるよ)と言うのが一般的です。

文法を知っておく、理解しておくのはとても大切なことです。面倒がる人が多い中、きちんと取り組んでいらっしゃるのはとても素晴らしいことです。が、あまり深く考えすぎても、迷宮に入り込んで帰ってこられなくなります。今度は、会話の中で文法がどう活かされて、どうイレギュラーな変化をするのか、アンテナをはるようにしてみてはいかがでしょうか。
(98)whileで始まる文章で、動詞が一般動詞の場合は進行形の形を取る?
そう辞書にありました。時間・条件を指定する副詞節の中では、動詞は現在形だと思ったのですが。whileだけは特殊ということなのでしょうか?
時や条件を表す副詞節の中では、未来のことであっても未来時制にはならず、動詞は現在時制のまま。これがルールです。おっしゃるとおり、whileの後は現在進行形がよく使われます。
whilewhenの違いはどこにあると思いますか?whilewhen、辞書をひいてみてください。どちらも「時」を表す接続詞ですが、whileは「〜する間に、〜の間ずっと、〜しながら、〜と同時に」などの意味です。ただ「〜するとき」というよりも、動作の進行・継続、進行中の一時点に重きが置かれています。よって、whileの後の一般動詞には進行形がしっくりくるのです。
「僕がこれをしている間に、君は〜をやってくれ」と言う際など、whenよりもwhileを使い、While I'm doing this, you do ...などの言い方をします。

せっかくなので、some extra infoを。
whileの後に未来時制は絶対ない、というわけではありません。
While he will be drinking water, the others will be drinking wine.
これも、正しい文です。「彼は水を飲み、他の人達はワインを飲むことになる」ですが、このwhileが表すのは時や条件を指すのではなく、「Aが〜の一方で、Bは〜だ」という対比です。
(99)You are great.とYou have been great.はどう違いますか?
例えば仲のいい女の子とかに、ある状況で言われるとしたら…。
もちろん背景によりますが…。You are great.は、「あなたってすっご〜い」という、その場のノリで出てくる感じ。You have been great.というのは、過去から今までのことすべてを含みますから、思慮の上で発言している感じがしますね。