◆語法について(41)〜(48)◆
 |
(41)It's better to...の、便利な使用例をあげてください。
「映画をみていたら、ある登場人物がやたらに使っていました。とても便利だと思うので、こんないい方があるという例を教えてもらえますか」 |
|
|
はい。例文をあげてみますね。
It's better to leave now.
もう出発した方がいい。
It's better to make a copy of it.
それのコピーをとっておいた方がいい。
Sometimes it's better not to swim.
ときには泳がない方が(チャレンジしない方が)いいこともある。
Maybe it's better for me to wait another year to quit.
辞めるのはあと一年待った方が私にとって良いのかもしれない。
Do you think it's better to have a girl for the first child?
最初の子供は女の子の方がいいと思う?
It's better to recruit an slightly imperfect employee and train him than to search for a perfect one and get too late.
完璧な社員を求めて手遅れになるよりも、多少不完全な人材を雇って育てた方が良い。
It's better to make action than to just wait for change.
ただ変化が起きるのを待つよりは行動を起こした方が良い。
It's better to laugh at death than get angry.
死ぬときに怒っているよりは笑っていたほうが良い。 |
|
(42)「忘れた」と英語で言うとき、forgetとforgotの違いは?
「日本語の『忘れた』は過去形みたいですが」 |
|
自分が何かを忘れたという自覚があるのは、forget、forgot、have forgottenすべて同じです。(でないと、そもそも話題にできませんからね)
で、内容を今も思い出せないのがforgetとhave forgottenで、今はちゃんと分かるというのがforgotです。forgetとhave forgottenの違いは、日本語の「忘れた」と「忘れてしまった」の違いくらいで、たいしたことありません。辞書では「forget=have forgotten」となっています。 |
|
(43)Why don't you...?は「なんで〜しないの?」じゃないの?。
「Why don't you...?は、『〜なんてどう?』と訳されますが、 『なんで〜しないの?』はどう言ったら良いんでしょうか?」 |
|
これは、言い方、口調の違いで差がつけられます。軽く言えば「どう?」になるし、whyを強く言えば「なんで?」になるし。
「なぜ〜しないのか」という文意をハッキリさせたい場合、
I don't know why...(なぜ〜しないのか分からない)
と言うことができます。whyの後がheやsheやtheyなら「分からないな」で済みますが、youだと相手を責める感じになりがちなので御注意を。
|
|
(44)「困る」は英語で何と言うのでしょうか。
「『〜がかっこいいかと聞かれて困った』と言うときなど、どう言ったら良いんでしょう? 辞書には、puzzle, perplex が載っていますが、普通に困る=puzzle って使って良いのでしょうか?根拠のない直感でなんか違うんじゃないのかと思っています。 生徒会長みたいなものだと思うのですが、どうなんでしょうか。訳的・ニュアンス的には“優等生名簿の常連で”というようなことなのでしょうか」 |
|
そういう直感は大事にしましょう。puzzledは「頭が混乱させられている」といった感じで、ちょっとキザっぽいです。perplexedは「まごつかされる、戸惑わされる」という感じで、口語ではほとんど使われません。
口語でよく使われるのは、
I'm in trouble.
I don't know what to do(say).
What should I do(say)?
などです。
どちらかというと書き言葉になりますが、I am(was) at a loss what to do.(どうしていいのか途方に暮れる)という表現もあります。
また、スラングなのでおすすめはしませんが、学生達は、I'm totally screwed.やI'm screwed up.やI'm fucked up.などとよく言っていました。
「〜がかっこいいかと聞かれて困った」なら、I didn't know what to say.(何て言っていいか分からなかったよ)で良いのではないでしょうか。 |
|
(45)Good to see you.はどんな意味?
「映画でとてもひんぱんに出てくるフレーズが気になってしかたがありません。上手に聞き取れないので気になってます」 |
|
| (It's) Good to see you.は、知り合いに対して使う「また会えて嬉しい」です。 |
|
(46)「時間が過ぎるのが早い」は英語ではどう言う?
「"Times fly fast."でいいのでしょうか?」 |
|
| Time flies like an arrow.(光陰矢の如し)ですね。単純に「はやい」というのなら、Time goes so fast.などでもいいでしょう。timeは、回数を数える場合は複数形ですが、「時間」をさすときにはtimeとします。 |
|
(47)辞書に出ていないシングリング・アウトという表現について知りたい。
「TVの英語番組で、こんな文が出てきました。
In the board meeting this morning, the division director praised you by the name.
ポイントはby the name(名前を挙げて)という表現。他にも『ひとつに絞り込めば』という言い方があって、確かby シングリング・アウトと聞いたのですが、辞書にないのです」 |
|
by the nameの使い方は分かったわけですね。そこで、by the nameをヒントに頭をひねりましょう。
byの後ろには、名詞が来るべきではないのか。シングリングのリングは「〜ing」だろう。ということは、これって動名詞かも。single・ingだったりして。singleって、「ひとつ」っていう意味あるし!
これを自力でやれるようになると良いですね。
答えは、single out(選り抜く)が分詞(or動名詞)になったsingling out。辞書でsingleをひくと、single outも出てきますよ。 |
|
(48)sustainとcarry onの使い方について教えて。
「取引先に、やたらにsustainという言葉を使う方がいます。こんな例です。
We sustain our user's interest to the end.
辞書でひくと、To supply with necessities or nourishment; provide for.となっています。例えばcarry onとかと比較して、sustainにはどんなニュアンスが含まれていますか」 |
|
お答えしましょう。 sustainは、「格」(格式語)と出ている辞書もあると思います。映画やドラマなどの裁判シーン(私はドラマ"The Practice"をよく見ます)で、弁護士が相手方に対して"Objection!"と言い、裁判官が"Sustained."なんて言うシーンもよくあります。基本的には、書き言葉ですね。
sustainは、support(支える)、bear(重さなどに耐える)、maintain(生命や気持ち、状態を維持する)などで代用できる言葉です。今回は、supportを入れればすんなり理解できるのでは?
一方、carry onはcontinue(〜し続ける)の意味です。途切れなく続ける場合と、中断しても続ける場合の両方に使われます。 |