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EMOTIONS 第230回 『つまらない!の表現4 つまらない知識』 |
相変わらず30度を超す真夏日が続いても、風や日射しは確実に秋めいていますね。皆様、いかがお過ごしですか?
今週は、「つまらないこと」、トリビアについて。
TV番組「トリビアの泉 素晴らしきムダ知識」のヒットのおかげで、皆々様に広く知られることとなった「トリビア」という言葉。
英語で、trivia。「つまらないこと、どうでもよいこと、取るに足らないこと、雑学的知識」のことをいいます。ここまでは、もしかすると常識の範囲内かもしれません。
さて、ここからが「トリビアの泉」的本日のトリビア。
triviaという単語、元々の意味をご存知ですか?
triviaはラテン語から来ており、triとviaの二部に分かれます。
現代英語のtrio(トリオ、三人組)、triple(トリプル、三重の)、triangle(トライアングル、三角形)、tricycle(三輪車 triの発音はtrai)をみても分かるように、triは「三倍の、三重の」などの意味を持つ接頭辞。二カ国語をあやつる人がbilingualなら、三カ国語はtrilingual(発音はtrai)です。
一方、viaは道を意味し、現代英語では、「〜経由で、〜を通って」という意味で使われます。via New Yorkは、「ニューヨーク経由で」。via air mailはby air mailと同じく「航空便で」という意味。
triviaは、ラテン語でthree roadsという意味。
三つの道が出合うところ、つまり三叉路(さんさろ)は、どこにでもある、ありふれたものだというところから、triviaが「つまらないこと、取るに足らないこと」といった意味を持つようになったのです。
さて、これ「何へえ」いただけるでしょうか?もしかして番組で既出?
では、さらに、おまけトリビアを。trinityは文語で「三部からなるもの、三つ組、三人組」を意味します。
そして、the Trinity(theおよび大文字Tに注目)といえば、キリスト教で「三位一体」のこと。父なる神、その子キリスト、精霊(the Holy Ghost)を一帯として見ることを指します。New YorkのWall StreetにはTrinity Churchなるものがあります。
そしてそして、Cartier(カルティエ)の三連リングがTrinity Ringと呼ばれていること、女性の方々はご存知かもしれません。こちらの三位一体は、愛を表すピンク、友情のホワイト、忠誠を意味するイエローの三色のゴールドでできた輪。これら三つをつなげて一体にしたリングでありました。
そしてそしてそして、このリングはもともとフランスの作家Jean Cocteau(ジャン・コクトー)が「愛する人のために、この世にないものを」と注文して作らせたものであることも、付け加えておきましょう。
彼からこのリングを受け取ったのは、彼がインスピレーションの源とし、愛してやまなかった、年若い男性作家であったと伝えられています。つまり、もともとは男性物であったと。
はあ〜。奥が深いぞ、trinity。
いかがでしたか?来週も、お楽しみに。
◆ Do you know this website called Trivial Trivia?
◆ No. What's that?
◆ It's a collection of interesting but useless trivial facts, unconventional wisdom, unusual information and extraordinary bits of knowledge.
◆ この「ささいなトリビア」っていうウェブサイト知ってる?
◆ いいや。何だそれ。
◆ 興味深くも無駄な小さな事実、型破りな英知、異色の情報、異様な知識を集めたものさ。
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