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EMOTIONS 第218回 『困った!の表現5 「どうしたの?」』 |
ちっとも梅雨らしくないお天気が続いている気がします。台風などで、降水量はそれなりにあるのかもしれませんが、少し不安です。梅雨は梅雨らしく、夏は夏らしいのが良いですね。
今週は、「困った!」の最終回、困った人に声をかけるフレーズです。
友達が困った顔をしているなど、声をかけてあげたい場面に遭遇したら、どうしますか?
What happened?
何があったの?
これは簡単。何が起きたのかと、出来事や状況を把握したいときにする質問で、相手自身が困っているときに使うとは限りません。交通事故現場に立っている人(当事者でなく傍観者)に「何があったの?」と聞く場合でもOKです。
なんだか困っているようではあるけれど、よくわからないとき。その人自身が困っているわけはないようだが、何か問題があるらしいとき。そんなときに便利なのは、これ。
What's the matter (with you)?
What's wrong?
どうしたの?
Are you OK?
大丈夫?
matterは、「ことがら、問題、事件」を指しますが、the matterとなると「困ったこと、不快なこと」など、形容詞wrongが持つ意味に近づくことがあります。
with youをつけると、困った状況というよりも、あなた自身は何に困っているのかと聞く意味が強くなります。
wrongを使って「何が悪いの?」と聞くと、何か良くないことや、問題が起きていることが、matterよりさらに明確になります。
What's the problem?
何が問題なの?
What's your problem?
何か文句でも?
この二つには要注意。the problemだと、その状況一般を指していて、ふつうに心配するフレーズになります。
が、your problemになると、「あなただけがひっかかっている」という感じが出ることで、「何か不満?文句ある?言ってみなさいよ」と挑発的になります。
What's eating you?
何を困った顔してるの?
映画などをみているとたまに出てきますが、聞いたことがありますか?eatは「食べる」ですが、ここでは「困らせる」という意味で使われています。「蝕む(むしばむ)」や「腐食、浸食」などの日本語があるように、良い状態のものが食われていく状態をイメージしてください。
来週も、お楽しみに。
◆Are you OK?
◆ Why? Don't I look OK?
◆Well, you look fine, but Ken told me he hit you.
◆ No, he didn't! He must have meant a baseball hit.
◆大丈夫?
◆ なぜ?大丈夫に見えない?
◆あの、そんなことないけど、ケンがあなたを殴ったって言ってたから。
◆ そんなことしてないよ!野球のヒットのことを言ってたんだろう。
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