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EMOTIONS 第213回 『悲しみの表現3 Good grief!は良い悲しみ…ではなく』 |
5月といえば、「行楽日和」のイメージ。なのですが、どうもそんな日が少ない気が。皆さん、お出かけしてますか?仕事や勉強の合間に、ちゃんと遊びましょうね。
さて、今週は、悲しみの表現の第三弾です。
Good grief!
白黒のビーグル犬Snoopyが登場する大人気漫画Peanutsが好きな人には、おなじみの表現では?頻繁に出てくるセリフで、Oh, my God.(なんてことだ!信じられない!おやおや!)みたいな意味です。
goodには、「相当な、かなりの」という意味があります。griefは、「悲しみ、悲嘆、苦悩」といった意味であり、sadnessより深刻な感じがする語です。
Please accept my sympathy(sympathies) in your time of grief (in this time of grief).
お悔やみ申し上げます。ご愁傷様です。
She is in grief after her husband's death.
彼女は夫の死以来悲しみに暮れている。
といった感じで使われます。必ずしも人が亡くなった悲しみに限りませんが、このような場面では多用される語です。
Good grief!は決まり文句であり、シリアスな悲しみの色はありません。とはいえ、Oh, my God.に似てはいても、やはり違いはあります。
Oh, my God.は、良くないことに対してだけでなく、例えば賞をもらって感激するなど、突然の出来事に喜ぶときにも使える表現。
しかし、Good grief!は、単なる驚きではなく、あきれているとき、嫌だ思うときなど、ネガティブな場面に使われる表現です。
たとえば、1999年12月14日、新聞各紙の日曜版への最後の掲載をもって、Peanutsが長い連載を迎えたとき、アメリカではこんな見出しが踊りました。
Good Grief! Charlie Brown Says So Long
なんてこと!チャーリーブラウンさよならを言う
Good grief! Charles Schulz is retiring from Peanuts
なんてこと!チャールズシュルツ ピーナッツを引退
Good grief! "Peanuts" fans reflect on last Sunday strip
なんてこと!“ピーナッツ”ファン最後の日曜版を振り返る
stripは「細長い一片」という意味で、コマが繋がった形である漫画も、stripと呼ばれることがあります。
これらの見出しを見ると、Good grief!が、Peanuts定番のセリフとしていかに浸透していたかが分かりますね。こんなにも皆に愛された漫画だったのです。
来週も、新たな感情表現をご紹介します。お楽しみに。
◆ Linus has entrusted the care of his blanket to Charlie Brown.
◆ His security blanket?
◆ But good grief! The blanket has disappeared.
◆ Oh, no. What happened?
◆ ライナスは毛布をチャーリーブラウンに預けたんだ。
◆ 彼の安心毛布?
◆ それなのになんてこと!毛布が消えちゃったんだ。
◆ ええー、そんな。何があったの?
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