INVITATION
第151回 『お招きありがとう フルーツです
晴れた日の陽ざしが、確実に春が近づいていることを感じさせる今日この頃。皆さんはいかがお過ごしでしょうか。
今週は、ゲストが家に着いたときの会話についてお話しします。

ネイティブのお宅へ招待される、というのは、英語学習者の「海外で暮らすことになったら」という空想の中に、必ず入っていると言っていいシチュエーションです。
友達や会社の人とは仲が良いからいいけれど、お家の人に会うなんて緊張する!私もそうでした。でも、考えてみれば私達がネイティブでないのはお家の人達も分かっているわけで、むっつりしたり、ニヤニヤしたりしていなければ、たいていのことは大丈夫。
最初がうまくいけば、あとは気が楽になります。相手のお宅に伺うとき、玄関先でのフレーズをご紹介しましょう。Hello.Good evening.など基本の挨拶の後、こんな一言はどうでしょう。

Thank you for inviting me(us).
お招きありがとう。

自分一人か、連れがいるかどうかで、meusを使い分けてください。
「〜をありがとう」と言うときは、Thank you for your present.などのように、Thank you forの後に名詞を続けるんでしたね。(バックナンバー第10回参照) 
物の名前ではなく行動を指す場合は、この例のように、動詞をing形(動名詞)にします。これを応用すると、こういうことも言えます。

Thank you for coming.
来てくれてありがとう。

お土産を持ってきている場合は、ここで渡してもいいでしょう。

This is for you (your family).
これはあなた(ご家族)に。

I brought some fruit.
果物を持ってきました。

先週お話ししたbringを使っています。私は以前このフレーズを言うとき、fruitfruitsと複数形で言ってしまい、Oh, you brought us some fruit.(あらあ、私達に果物を持ってきてくれたのね)とさりげなく訂正されたことがあります。私のセリフをそのまま繰り返してはあからさまになるので、そっとusを追加して。
こうやって自然にそっと教えてくれる親切な人というのは、本当にありがたい存在です。そんな親切を無駄にしないよう、相手の言うことは耳を澄ませて聞くようにしたいものです。
さて、fruit。日本語の「フルーツ」につい引っ張られがちですが、一般的に「果物」とまとめて言うときには、fruitのように単数形を用います。fishなどと同じく、一つ一つの種類に言及するときにだけ、aをつけたり複数形にしたりします。

来週も、招待にまつわるお話です。お楽しみに。


Good evening, Mrs. Green.
Good evening, Keiko. Come in.
Thank you for inviting me. This is for you.
Oh, thank you.

こんばんは、グリーンさん。
こんばんは、ケイコ。入って。
お招きありがとう。これはあなたに。
まあ、ありがとう。