INVITATION
第143回 『誘い文句の落とし穴
お正月気分も完全に抜け、暦を見ればもう1月も終わり。私といえば、今年も駆け足ですぎていきそうな予感が漂っていますが、みなさんはいかがですか?
今週は、招待にまつわるエピソードをご紹介します。

先週は、Do you have any plans ...?など、相手に予定がないか聞くフレーズを学びました。が、実は、私の男友達が先日これで失敗しました。
彼には、自分のことを好きなのは分かっているけれど、その気持ちに応えることができない女友達がいます。いくぶんムシのいい話ではありますが、彼は彼女に自分との未来を期待してほしくはないけれど、身近な友達としてはキープしておきたいと思っています。
だから彼がホームパーティーを開いたとき、彼女を誘おうと電話をしました。
What are you doing tomorrow?(明日、何してるの?)
I don't have any plans. Why?(特に予定はないけど、どうして?)
それを聞いた彼は、おもむろに言いました。

Well, I have a party here tomorrow with people from work. Do you wanna come?
あのさ、明日ここで職場の人達とパーティーをするんだけど、来る?

しかも彼は、Eri will bring her girlfriends.(エリが女友達たちを連れてくるって)とまで言いました。
デートに誘ってくれるのかと思ったのに、知らない人達とのパーティーに誘われて、しかも女の子がわんさか来るなんて。彼女はイライラした声で言いました。
You're not polite. Now I feel obligated.(あなたは礼儀を知らないわ。これじゃ義務みたいに感じるじゃない)
obligatedは、「〜する義務がある」という意味。先に予定をさぐってから誘うなんてひどいわ、というわけです。一理ある。
What do you mean "obligated"?(「義務」とは何だよ?)と彼は反論したらしいですが、相手との関係が微妙なだけに、彼はもっと配慮すべきだったと私は思います。相手が断りやすい誘い方をする、というのもマナーのひとつなのですね。

来週は、ストレートに誘うフレーズをご紹介します。お楽しみに。


Are you busy on Sunday? Because we have my sister's birthday party on Sunday, and I was wondering if you could come.
Oh, thank you for inviting. But I'm sorry, I have to visit my grandmother on Sunday.

日曜日は忙しい?というのも、日曜日に妹の誕生日パーティーがあって、君が来られたらなと思ってたんだけど。
まあ、誘ってくれてありがとう。でも、日曜日は祖母の家に行かなきゃいけないのよ。