TELEPHONE
第135回『「電話ですよ」「出ましょうか?」
アメリカは今週、Thanksgivingを迎えます。現地に取引先がある人達は口をそろえて、「彼らは今週はほとんど仕事する気がないと思った方がいい」と言います。困ったものですが、そんなふうに心を奪われる行事があるのは羨ましいです。

さて、これまでに電話応対のフレーズを数々学んできましたが、今日は「応対しない」ケースを学びましょう。あなたがよその家またはオフィスにお邪魔したとき、そこで電話が鳴り始めたら。なんと言って声をかけますか?一番簡単なのが、これです。

Telephone!
電話ですよ!

まるでカタコト英語のようですが、一般的に使われる表現です。ちゃんとしたフレーズの形で言いたい場合は、こんなふうに言えます。

The phone's ringing!
電話が鳴ってますよ!

その部屋にある電話、家人の電話に限定されますから、phonea phoneではなく、the phoneとしましょう。「鳴ります」ではなく「今鳴っています」という意味で、現在進行形が使われます。

ringは、「(ベルや鐘などが)鳴る、(音が)鳴り響く、こだまする」などを意味する動詞。
これに「〜を求めて」という意味を持つforをつければ、「ベルを鳴らして〜を呼ぶ」という表現になります。He rang for the secretary.(彼はベルを鳴らして秘書を呼んだ)
ちなみにイギリス英語では、ringが「電話をかける」という意味でよく使われます。I'll ring you.(電話するね)、Ring up the manager.(マネージャーに電話して)、I'll ring her back later.(彼女には後でかけ直します)といった感じです。
しかし、アメリカ英語ではcallが一般的。call up 〜 (〜に電話をかける)、call back 〜 (〜に電話をかけ直す)のように、ringと全く同じ意味で callが使われます。

もし、自分が出ようという気になった場合。「電話に出る」は、getという動詞を使います。ドアのチャイムが鳴ったときも、同じ。そこの人が手が離せない状態だった場合は、こんなふうに声をかけましょう。

Shall I get it?
私が出ましょうか?

Do you want me to get it?
私が出ようか?

もしも自分がお客さんではなく、そこの一員で、「私が出るわ」と言うときにはこうです。willは、ただの未来ではなく、「自分が〜する」という意志を含んでいます。

I'll get.
私が出ます。

来週も、電話に関する表現を学びます。お楽しみに。


Telephone!
What?
The phone is ringing!
Can you get it?
Sure.

電話よ!
え?
電話が鳴ってるわ!
出てくれる?
分かった。