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TELEPHONE
第119回『相手を気遣う2「起こした?」』 |
とうとう8月に入りました。夏本番。今年は台風がたくさん来るし暑いしで大変ですが、バテずに元気にいきましょう。
今週は先週に引き続き、電話をかけた相手を気遣うフレーズをご紹介します。
私が留学していた大学は、構内の校舎や職員のオフィスはもちろん、学生寮のすべての部屋に4桁の内線電話番号が割り当てられていました。
大学内のあちこちにある端末で、学生の名前、住んでいる寮、部屋番号、電話番号が簡単に調べられる仕組みになっていたのです。キャンパスでもstalking(ストーキング)やdate rape(デート・レイプ)が話題になり始めていた頃でしたが、そこらへんのセキュリティ意識はまだまだ甘く、たくさんの学生が便利に使っていました。
厄介なことに巻き込まれる危険性よりも、大事な試験前やレポートやプレゼンテーションがせまっているとき、同じ課目を取っている学生の名前から電話番号を割り出して、相談したり助け合ったりするメリットの方が、学生達にとっては大きかったのです。
Hello. Did I wake you up?
もしもし。起こした?
なんて、Of course you did.(もちろんよ)と言いたくなるようなとんでもない時間にかけてきたりするのも、学生ならではといった感じでした。
ところで、閉口したのが“オリエンタル好き”な男子学生達の攻撃。端末でオリエンタルな名前を調べては片っ端から電話をかけ、デートに誘うような男の子がいるのです。基本的にはおとなしい男の子が多いので、たいした実害はないのですが、“ジャパニーズはマッサージが上手”など、怪しいところで仕入れたような固定観念を持ち、期待に胸ふくらませているのは困ったものでした。
こういう困った人は、往々にして礼儀正しくこういう質問をしてくるのが、さらに困りものです。
How late can I call you?
どれくらい遅くまで電話して大丈夫ですか?
When is the good time to call you?
あなたに電話するならいつがいいですか?
How late are you going to be in the library (office) today?
今日はどれくらい遅くまで図書館(オフィス)にいますか?
今となっては、懐かしいです。さて最後に、オフィスなど、電話をかけづらい場所にやむを得ずかける場合のとっておきのフレーズをご紹介してお終いにしましょう。botherは、「迷惑をかける、うるさがらせる、悩ませる」などの意味です。
I'm sorry to bother you (at work).
(職場に)お邪魔してすみません。
来週も、電話応対のフレーズをご紹介します。お楽しみに。
◆
Hello.
◆ Hello, Andrew.
◆
Hi, Kate. How are you?
◆ Good. Did I wake you up?
◆
That's OK.
◆
もしもし。
◆ もしもし、アンドリュー。
◆
やあ、ケイト。元気?
◆ うん。起こしちゃった?
◆
別にいいよ。
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