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TELEPHONE
第118回『相手を気遣う「夕食の邪魔してない?」』 |
各種学校も夏休みに入り、朝の通勤電車が若干すいているのが少し嬉しい今日この頃です。子供達は、ここぞとばかりに遊んでいるか、もしくは塾通いに追われているのでしょうか。みんな、楽しい夏にしたいものです。
今週は、電話応対の英会話の中でも、相手を少し気遣う表現を学びましょう。
突然の電話をかけた相手に対するこんな気遣いの初級編は、こんな感じでしょうか。
Do you have a minute?
ちょっといい?
Can we talk now?
今、話せる?
これら2つは、電話に限らず、ちょっと話しかけるときにもよく使うフレーズです。でも、「話ができるからこそ電話に出ているのでは?」というイジワルな見方もできなくはないですね。よって、ちょっと上級になってくると、interrupt(中断させる、邪魔する)という単語を使って、次のようなフレーズが言えるようになります。
Am I interrupting something?
私、何かを中断させたりしていませんか?
I hope I'm not interrupting something (breakfast, lunch, dinner).
何か(朝食、昼食、夕食)のお邪魔になっていないといいのですが。
疑問文や否定文はsomethingをanythingに変えるべきではないのか、とお思いですか?疑問文や否定文に、肯定文に使用すべきsomethingをあえて使うことで、話し手が「ある、あるかもしれない」という前提に立って話をしていることを表すことができるのです。覚えておきましょう。
否定のanyは、「これっぽっちも、少しもない」というニュアンスを含んでいますので、相手を気遣って「何かありますか」と遠慮がちに話すときにはsomethingの方が良いのです。反対に、これに対する返答は「全然、なんでもないよ」という気持ちが出ますので、こうなります。
No. You're not interrupting anything. Don't worry.
いいえ、何の邪魔もしていませんよ。心配しないで。
このsomethingとanythingの使い分けは、きわめて感覚的なものです。気遣うときのsomeで一番分かりやすいのは、こんなものでしょうか。
Would you like some coffee or tea?
コーヒーか紅茶をいかがですか?
「どうぞ」という気持ちがあるために、someを使っています。これがanyだと、「どんなものでも、どれでも、ちょっとでも」というニュアンスが出るので、ちょっと違うなという感じになってしまうのです。
ただし、これくらいの間違いは、全然たいしたことない部類に入ります。「どうぞ」という気持ちがあるかどうかは、口調や表情でじゅうぶんに伝わるし、相手にしてみれば、ちっちゃいことは気にせず話をしてくれた方が気持ちいいはず。知識として覚えておいて、自然に身に付くのを待っていても大丈夫です。
来週も、相手を気遣うフレーズをご紹介します。お楽しみに。
◆ Hello.
◆ Hello. Jen?
◆ Hi, Sarah. What's up?
◆ I hope I'm not interrupting something.
◆ No. You aren't interrupting anything.
◆ もしもし。
◆もしもし、ジェン?
◆ ああ、サラ。何?
◆ 何かのお邪魔をしてないといいんだけど。
◆ いいえ、何の邪魔もしてないわよ。
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