TELEPHONE
第110回『「まだ仕事中です」inとatの違い
東京はここのところ「梅雨はどこへいった?」というような陽気です。近所の学校では、学生がもうプールで泳いでいます。皆様、早々と夏バテになったりしないよう、気を付けましょう。
今週も、「電話応対」をテーマに、不在を告げるフレーズをご紹介します。

前回、前々回と、どちらかというと“ビジネス寄り”のフレーズをご紹介してきましたので、今回は、自宅にかかってきた電話で不在を告げるフレーズを並べてみましょう。

She hasn't come home yet.
彼女はまだ帰っていません。

He isn't at home right now.
彼は今、家にいません。

She is still at work.
彼女はまだ仕事中です。

He is still at school.
彼はまだ学校にいます。

She is at Ms. Green's house.
彼女はグリーンさんの家に行っています。

He's taking a bath(shower) right now.
彼は今お風呂に入っています。(シャワーを浴びています)

今週も、単語は簡単なものばかりです。前置詞atが何度か使われているのに気が付きましたか?atは場所や位置、時間を表す前置詞としてよく使われていますが、よく似たinとの使い分けに悩むことがよくあると思います。
とても大まかなルールですが、「広いところはin、狭いところはat」という考え方ができるでしょう。inはやや広く、atはどちらかというと点のような感じです。in Tokyoat a hotelin summerat noonin 1998at this time of the year(年のうちの今頃)などを考えると分かります。
しかし、「地名ならin、建物ならat」のように決められるかというと、そうでもありません。視点がどこにあるかによって違ったり、話し手の主観によって違うこともあります。よって、in my apartmentat the doorのような対比もありますし、at a hotel(ありとあらゆる場所がある中、ホテルで)とsomewhere in this hotel(レストランとか客室とか、どこと一点に決められないけど、このホテル内のどこか)のように、同じ場所を指していても、違う前置詞を使うことがあるのです。

atは、時間や場所を表すだけでなく、at their best(花などが盛りで)のように状態を表したり、at breakfast(朝食中)のように何かに従事していることを表すこともあります。
このあたりの感覚はネイティブにとっては当たり前のことでも、私達には難しいものです。それでも、多くの英語にふれることによって、少しずつ感覚が身に付いていきます。

来週も、電話応対の英会話フレーズをご紹介します。お楽しみに。


Hello.
Hi, Mike. It's me. Is Annie there?
Hi, Dave. I'm sorry she is still at work.
Oh, is she?

もしもし。
やあ、マイク。僕だよ。アニーはいる?
よう、デイヴ。悪いけど、彼女はまだ仕事中だよ。
ああ、そうなんだ。