TELEPHONE
第109回『「彼は出張中です」「休暇中です」
あっというまにもう5月も終わりですね。5月病の皆さんも元気になる頃でしょうか。しかしながら相変わらず気温の上下が激しくて、体もだるくなりがち。健康にはくれぐれも気を付けて、今週も元気にいきましょう。
電話応対の英会話は、先週に引き続いて「不在を告げるフレーズ」をご紹介します。

先週は、外出、病欠などの不在理由を告げるフレーズを学びました。次は、「出張中です」と言ってみましょう。

I'm sorry he is out of town.
すみませんが、彼は街を出ています。

I'm sorry he is out of country.
すみませんが、彼は海外に出ています。

He is out now.とよく似ていて、outの後に「どこから出ているか」を入れればいいだけです。
「出張」っていう言葉が出てこないって?「出張」は英語でbusiness tripといいます。「商用で」は、on business。「出張で大阪へ行った」は、I went to Osaka on business.といいます。(「出張で」はon a business tripとも言えますが、いくらでももっと簡単に言えるため、あまり聞かない表現です)
よっぽど親しいお客さんでない限り、どこへ出張に行ったかまでは伝える必要がなく、そもそも商用であることが前提なので、out of townout of countryで十分だと思います。どうしても「商用で」と付け加えたい場合は、最後にon businessと付ければ大丈夫。
ちなみに、休暇中なら、こうなります。

He is on vacation.
彼は休暇中です。

vacationを使うのはアメリカ式で、イギリスでは、vacationのかわりにholidaysが使われるようです。holidayは、米語では「祝日」という意味であり、イギリスのように「休暇」という意味では使われません。

ずっと電話の話が続いているので、この辺で息抜きに余談を。このように、英語は英語でも、アメリカとイギリスで同じ単語が違う意味に使われる例は珍しくありません。たとえば、rubber。言わずと知れた「ゴム」で、rubber band(輪ゴム)、rubber boots(ゴム長靴)などがおなじみですね。しかし、このrubber、イギリスでは「消しゴム」を、アメリカでは「コンドーム」を表す語としても使われます。(アメリカでは、消しゴムはeraser) アメリカの教室で、授業中に隣のイギリス人学生がDo you have a rubber?とささやき、ドキッとしたら、机の上の消しゴムをひょいと持っていった、なんて話を聞いたことがあります。

来週は、電話応対に話を戻して、不在を告げるフレーズをご紹介します。お楽しみに。


Good morning. Smith & White. May I help you?
Good morning. I'd like to speak to Ms. Allen.
I'm sorry she is out for lunch now.
All right. I'll call back later. Thank you.

おはようございます。スミス&ホワイトです。ご用件は?
おはようございます。アレンさんと話したいのですが。
すみませんが、彼女は昼食に出ています。
そうですか。後でまたかけます。ありがとう。