ASKING DIRECTIONS
第90回『道に迷ったと言う』
お正月の後のオアシスのような三連休、みなさんはどう過ごされましたか?

「道案内」の二週目は、こちらから道をたずねる表現をご紹介します。まずは先週のおさらいから。「迷いました」と言うフレーズは、lose(失う)の過去分詞形を使ったこの二つでした。

I'm lost.
I got lost.

道に迷いました。

I'm lost.は、道路のことだけでなく、「困った」「どうして良いか分からない」という意味でも使われます。

I'm totally lost. I need your help.
全然どうしていいか分からない。助けてくれよ。

先週はlostを使ったフレーズがもう一つ、You seem to be lost.(道に迷ったようですね)がありましたね。これはYouIに換えるとこうなります。

I seem to be lost.
どうやら道に迷ったみたい。

では、いよいよ道をたずねるフレーズへとまいりましょう。皆さんもよくご存じなのが、Where is ...?ですね。(詳しくはLesson23『5W1H 「〜はどこ?こっち?」』をご参照ください) これを少しグレードアップしたのがこちら。

Can you tell me where the taxi stand is?
タクシー乗り場はどこか教えてもらえますか?

これは、Can you tell me?(教えてもらえますか?)とWhere is the taxi stand?(タクシー乗り場はどこですか?)の合体。ただWhere is...?と聞くよりも丁寧な印象です。
合体したとき、isの位置が変わっていることに注意。二つの疑問文は、合体したことによって「タクシー乗り場はどこかということを、教えてもらえますか?」という形になりました。文法的に言えば、「どこですか?」という疑問文が「どこかということ」という名詞節になったのです。よって、疑問詞whereのすぐ後にあったbe動詞isが、平叙文の位置に戻っているのです。

How can I get to the airport?
空港へはどうやって行くんですか?

というのもよく使われます。How can you get to ...?と言うこともありますが、このyouは一般的な人を指していて、「あなたはどうやって行くの?」と聞いているわけではありません。こう聞かれても、「え?僕?僕は行かないよ」とあわてないように。

Can you tell me how to get to the station?
駅へはどう行けばいいか教えてもらえますか?

さて、これはどうでしょう。Can you tell me ...?は、さっきと同じ。how to...は、「ハウツー本」などでおなじみですね。「〜の方法、やり方」と言うときに使われる言葉です。難しくはありませんね。

来週は、実際に道案内するときのフレーズをご紹介します。お楽しみに。


Oh, I seem to be lost. Let's ask him directions.
Excuse me. Can you tell me where the cable car stop is?
Are you going downtown?
Yeah. I wanna go back to my hotel, but I'm lost.

ああ、道に迷ったみたいだ。彼に道を聞こう。
 すみません。ケーブルカー乗り場がどこにあるか教えてもらえますか?
ダウンタウンに行くのかい?
はい、ホテルに戻りたいんですが、道に迷ってしまって。