TRANSPORTATION
第84回『流しはいない「タクシーを一台よこして」』
とうとう今年も12月まで来ましたね。街はクリスマス一色ですよ。(ああ、日の丸も負けじと頑張っています) 友達のアメリカ人いわく、「アメリカ人は、ThanksgivingからChristmasが終わるまでの間は、あんまり仕事のこと考えられないんだよね」だそうです。皆さんはどうですか?
今週もTRANSPORTATIONにまつわる英会話フレーズをご紹介します。

海外で観光するとき、不便だなと思うのは、流しのタクシーがない国が多いこと。駅前などのtaxi standに行くか、電話して呼ばなくてはなりません。
アメリカの場合、空港やショッピングセンターなど人の集まる建物の柱や、道路脇のポールにタクシー会社直通の無料電話(黄色、緑色、青色などカラフルなものが多い)が設置されていることがあります。バス停の脇にさりげなく置かれていることが多いのは、バスがなかなか時刻表通りには運行されないことを見越してのことなのでしょう。
この電話は、受話器をとればすぐにつながります。もし自分がいる場所が分からなくても、向こうで分かりますから説明する必要はありません。

私が先日カナダを旅行したときには、スーパーマーケットに行った帰りに、出口にあった無料電話を利用しました。
私達のすぐ後に同じ電話からタクシーを頼んだ老夫婦がいたようで、運転手に相乗りでもいいかと聞かれました。OK.と答えたのに、彼がOh, forget it. I gotta come back later.(ああ、だめだ。また後で戻って来なきゃ)と言うので、Why? We don't mind.(なぜ?いいのに)と言うと、運転手は黙って「あれを見ろ」とばかりに後方を顎で指しました。そこには、カート2台に食料品を山のように積んだ老夫婦の姿が。とても相乗りできるような量ではありませんでした。
あちらでは、食料品は一週間分をまとめ買いするのが普通ですから、スーパーには車で行くのが普通です。運転が難しいお年寄り達にとっては、タクシーはやはり便利なんですね。運転手が荷物の積み降ろしをしてくれるのも、きっとありがたいことなのでしょう。

「タクシーをよこす(しむける)」は、send a taxiと言います。sendは物だけでなく、send a doctor(医者をやる)など、車や人にも使うのです。

Can you send a cab to 25 Wilson Street?
ウィルソン・ストリート25番にタクシーをお願いします。

Can I reserve a cab for later this evening?
今日の夜に一台予約したいんですが。

それでは、来週もお楽しみに。

Can you send a cab to Fox Park Apartment?
Fox Park Apartment? Is it the one on Maple Street?
No, it's on Warren Street.
OK. I see. I'll send one right away.
Thank you.

フォックスパークアパートまで一台お願いします。
フォックスパークアパート?メープルストリートですか?
いいえ、ウォレンストリートです。
ああ、分かりました。すぐに行かせます。
ありがとう。