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TRANSPORTATION 第81回『旅の危険性 「ここで下ろして下さい」』 |
皆さん、お元気ですか?あれよあれよという間に寒くなってしまいました。飲んで帰ってソファーで熟睡なんかして、風邪などひかぬようお気を付けください。
今月は、交通機関を利用するときの英会話についてお話ししています。
旅行業界で仕事をしている、私の友人の話です。彼女は学生時代から旅の魅力にとりつかれ、若い女性があまり観光旅行者で行かないような土地にも一人でどんどん出かけていったそうです。
でも、私が数年前に彼女と知り合ったとき、彼女には旅好きの人にありがちな、人なつっこさや、快活さや、外向的なところがあまり見受けられませんでした。だから、彼女の過去の旅の話を聞いて、ちょっと意外に思ったのです。でも、それには理由がありました。
彼女には、学生の頃に旅の楽しさを教えてくれた先輩がいました。とても面倒見が良く、みんなの憧れの先輩で、彼の結婚式にはたくさんの旅仲間が集まりました。すでに社会人となっていた彼女もお祝いに駆けつけ、その日は久しぶりの再会に、みんなが楽しく酔ったのです。
彼女は先輩に「おめでとうございます!」と言い、「新婚旅行はどこですか?」と聞きました。先輩の答えを聞いて、彼女は一瞬迷いました。最近あそこは白タクが危ないってよく聞くけど…。でも、あそこは自分より先輩の方がよっぽど何度も行っていて詳しいし、白タクに乗らないなんて旅の常識、こんなおめでたい席でそんな暗い話をするなんて縁起が悪いわ。先輩なら平気よ、そう思った彼女は、「気を付けて。楽しんできてくださいね!」とだけ言いました。そして、楽しい夜はふけていきました。
その数日後。仲間の電話で、彼女は暗闇に突き落とされました。先輩は現地で白タクに乗った。トラブルに遭って、殺されてしまった。花嫁は、1人で帰国することになった…。
「あのとき自分が注意してさえいれば」「なんで言ってあげなかったの」「どうして」その日から彼女は心を閉ざし、昼も夜も自分を責め続けたのです。幸せそうだった先輩と花嫁、彼を慕っていた仲間達の顔を思い出すにつけ、まるで自分が彼らを裏切ったかのような気さえして、「お前のせいじゃない」と何度言われようとも、立ち直るのには何年もかかりました。
不幸な事件ですが、やはり事件は事件。彼が旅慣れていたことで、もしかしたら犯人におとなしく従わず、口論になってしまったのかもしれませんし、あっという間の出来事だったのかもしれません。どうあれ、彼女のせいではありません。
でも、こんな悲しいことにならないためにも、皆さんはどうか旅に出る人にはどんな小さな注意でもしてあげてください。楽しい旅も、あっという間に、悲劇になりうるのです。
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How much to the Sheraton Hotel?
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About 55 dollars.
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All right.
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Let me off here, please. I changed my mind.
◆
O.K.
◆
I'll give you 50 dollars. Keep the change.
◆
Thank you.
◆シェラトンホテルまでいくらですか?
◆
約55ドルです。
◆
いいでしょう。
◆ここで下ろしてください。気が変わりました。
◆
オーケー。
◆ 50ドル渡します。おつりはいりません。
◆
どうも。
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