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AIRPORT 第76回『アメリカの空港レポート』 |
またまた三連休。皆さんはどうやって過ごしましたか?東京はあまりお天気に恵まれませんでしたが、全国各地で運動会がにぎやかに行われたのでしょうか。
このサイトのBBSをご覧になっていてご存じの方もいらっしゃると思いますが、9月11日のアメリカへのテロ攻撃から10月7日の報復攻撃までの間のちょうど真ん中、9月23日から10月1日まで私はカナダへ行っていました。
テロ攻撃後、海外旅行者が激減、航空会社各社は便数を大幅に減らしたため、私が乗るはずの便も、往復両方とも変更になりました。成田空港は今までに見たことがないほど静かで、しかもそうやって何便かがひとまとめにされたにも関わらず、行きの便には空席がちらほらありました。
成田→デトロイト→モントリオールという乗り継ぎだったのですが、日本出国、デトロイトでの審査は以外とあっさりしたものでした。あるおばちゃんがちっちゃな爪切りにナイフが付いていて成田で取り上げられたとか言っていましたが、当方のちっちゃいハサミ(いわゆる鼻毛用?)はノーチェックでした。
あと、普段と違ったことといえば、空港の食堂からナイフが消えたこと、機内食のフォークやナイフがすべてプラスチック製に替わっていたことくらいでしょうか。
行きに立ち寄ったデトロイトの空港は、もっとピリピリしているかと思いきや全然。すべてのテレビでCNNを流しているものの、見ている人はほとんどなし。「気にするような人達ならこんなとこにはおらんわね」という母の言葉で納得。23日の時点ではきっと、まだすぐに行動を起こすことはないだろうと誰もが思っていたのかもしれません。
行きはそうやってあっさり通り抜けたものの、帰り(9月30日)はチェックが厳重でした。モントリオールを出るときも、デトロイトを出るときも、手荷物の中のカメラや携帯電話、電子辞書などあらゆる電子機器はスイッチをONにして見せねばならず、カメラにいたっては職員がファインダーをのぞいてSmile!とか言って持ち主の写真を撮ってから返してくれる始末。007みたいにカメラと見せかけてシャッターを押すと小銃、なんてことを警戒しているのかと思ったりして。(そんなこと言ったらライターも万年筆もみんな危険ですが)
そういえば、モントリオールの空港でギリシャ系か中東系か見た目ではちょっと分からなかったけど、チェックインで足止めを食らっている男性を見かけました。アメリカに入国するにはproper visa(目的に添った適切なビザ)かreturn ticket(帰りのチケット)を持っていないと駄目だと言われて、「今これから使おうとしているのがroundtrip (往復)の帰りの分なのに」「でもあなたはcitizen(アメリカの市民)じゃないでしょう」と押し問答。「かわいそうだけど大使館へ行ってビザをとるか、今すぐチケットを買って入国した後払い戻すかどっちかにしなさい」と言われて、そうとう困っていました。
こんな時期でなくとも、旅行者が「帰る意志がない」とみなされると、とてもやっかいなことになります。入国を拒否されても仕方がありません。自由な旅行、放浪の旅だと、帰りの日付を決めていない場合があるかもしれませんが、
How long will you stay?「滞在期間はどれくらいですか?」
と聞かれて、間違っても
I'm not sure.「分かりません」
などと言わないように。Two weeks.でもThree weeks.でもいいから、何かしらの返事をしましょうね。
来週も、引き続き空港での英語についてお話しします。お楽しみに。
◆ May I see your passport?
◆ Here it is.
◆ Show me your immigration card.
◆ Sure.
◆ Do you have your bording pass?
◆ Yes, here.
◆ What's the purpose of your visit?
◆ Sightseeing.
◆ パスポートを見せてください。
◆ どうぞ。
◆ 入国カードを見せてください。
◆ はい。
◆ 搭乗券は持っていますか?
◆ はい、ここに。
◆ 滞在の目的は何ですか?
◆ 観光です。
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