読書の秋、芸術の秋、スポーツの秋、食欲の秋。秋は何かに打ち込むのにとてもいい季節のようです。秋の夜長を、皆様いかがお過ごしですか?
今週も、飛行機の中での英会話にスポットをあててお送りします。今週のテーマは機内食です。
映画 ザ・エージェント(次の単語が母音で始まるときはザじゃないですよ、念のため。オリジナルタイトルはJerry Maguire)を見た方は、覚えていらっしゃるでしょうか。初めの方のシーンで、Renee Zellweger(レニー セルヴィガー、最近は「ブリジットジョーンズの日記」の主演女優として話題ですね)がエコノミーの席からファーストクラスに座っているTom Cruise(トム クルーズ)をのぞき見て、子供にこう言いました。
It used to be a better meal.Now it's a better life.
昔はいい食事って意味だったんだけど、今やいい人生ってことね。
確かに、一度ファーストクラスやビジネスクラスのいたれりつくせり(ときには過剰な)サービスを体験してしまうと、スチュワーデスにとってエコノミーの乗客は「ご飯を食べる荷物」にすぎないのではないかと思えます。それくらいに、カーテン一枚へだてた向こうは別世界。
乗っている間の快適さがどうのこうのにとどまらず、乗っている人達はたったン時間のために大金を払えるか、または会社が大金を払ってくれる立場なわけで、シングルマザーとなった彼女が、若いときにはそんなこと気にもとめなかったのに、あれはbetter mealだけじゃなくてbetter lifeなのだと実感してしまうのは、妙に説得力があります。
でも、機内食も年を経るごとに向上してきている気がします。およそ10年前、私が海外に行き始めた頃は、「何の味もしないドロドロの野菜」や「あっまーい肉」なんかが平気で出されていました。今は、どこの航空会社もそれなりに食べられるところまで来ている気がします。
食事の際の会話の定番はこれですね。
Chicken or beef?
チキンですか、ビーフですか?
Which would you like?
どちらがよろしいですか?
Chicken, please.
チキンをください。
もしも箸やフォークを落としてしまったら、こう言って頼みましょう。先週、「おかわり」のときに使ったanotherがここでも使えます。anとotherを足してanother、「もう一つの」という意味です。また、英語は繰り返しを嫌うため、forkと二度言うかわりにoneで代用しています。
Excuse me.I dropped my fork(knife).May I have another one?
すみません。フォーク(ナイフ)を落としました。もう一本いただけますか。
箸はchopsticksと言います。二本で一組なため、今度はoneではなくpairを使います。
Excuse me.I dropped my chopsticks.May I have another pair?
すみません。お箸を落としました。もう一膳いただけますか。
食事がすむと、スチュワーデスがお膳を下げに来ます。
Are you finished?
お済みですか?
Yes, thank you.
はい、ありがとうございます。
Sorry, I'm not finished yet.
すみません、まだ終わっていません。
日本発着便ならたいて日本茶が用意してあるはず。「おっちゃー、おっちゃー」と言いながらポット片手に通路を歩く外国人スチュワーデスもよく見かけます。
Do you have green tea?
日本茶はありますか?
Can I have a cup of green tea?
日本茶を一杯もらえますか?
いかがでしたか?来週も機内での会話がテーマです。お楽しみに。
◆Are you finished?
◆No, I'm not finished yet.I dropped my fork.Can I have another one?
◆Sure can.I'll get you one right away.
◆Thank you.Oh, can I have another napkin, too?
◆Certainly.
◆お済みですか?
◆いいえ、まだです。フォークを落としてしまいました。もう一本もらえますか。
◆もちろんです。すぐにお持ちします。
◆ありがとうございます。あ、ナプキンももう一枚もらえますか?
◆かしこまりました。