AIRPORT
第71回『スナックやドリンク、機内のサバイバル法』
さあ、9月に入りました。秋の気配ですね。長雨の季節でもあります。皆様はいかがお過ごしですか?
今月も、先月に引き続き、空港での英会話についてお話しします。今週のテーマは、機内での会話。

数年前にロンドン出張でVirgin Airを利用したときのことです。エコノミーでも各席にTVモニターとファミコン(当時はスーパーマリオ)を完備、備品も充実していてハードは良かったのですが、機内はちょっとしたサバイバルでした。
まず、ドリンクやミールを乗せたカートの行き来が激しい。日本人スッチーよりはるかにガタイがいいので、スピードが違う。大股で闊歩して、乗客の膝に当たったり、爪先を轢いたりするため、Ouch!(イタッ)、Oops!Excuse me.(あら、失礼)という声があちこちから聞こえる。あまりにもガンガン当たっているので、ちょっと気を付けりゃいいのにと思うけど、彼女たちはお構いなし。脚を出してる方が悪いらしいです。

でもって、もっと怖かったのがアイス。おやつに配られるアイスバー(昔は日本でも30円くらいで売っていた、銀色の紙にくるまったミルクの)がカチンコチンというかガチンゴチンで、あまりに冷え冷えなために「わーい、アイスだー」と即口にいれると、唇にべったり張り付くのです。あわてて無理矢理ひきはがそうとすると、ピッと唇が切れます。
これまたOuch!の声とともに流血の惨事続出。真っ白いアイスバーがピンクに染まっている人が、私の席からだけでも何人も見えたので、機内全体では相当の人が血を流したと思われます。帰りの便でも全く同じ惨劇が繰り広げられていたので、毎度のことらしい…。
配るちょっと前に冷凍庫から出しておくとか、スッチーが一言注意を促すとか、そういう配慮って高望みなんでしょうか。日本だったらあり得ない光景でしょう。でも、そういう珍場面の目撃も海外旅行の醍醐味と言えますね。今でも、あのアイス配ってるんでしょうか。

アイスクリームをくれるところはまれですが、飲み物はどこの航空会社でも出してくれます。
たいていはWould you like something to drink?(何か飲み物をいかがですか?)やWhat would you like to drink?(何を飲まれますか?)とスチュワーデスに聞かれます。 ここで、何があるのか聞いてみたいときには、このフレーズが便利。

What do you have?
何がありますか?

Do you have tomato juice?
トマトジュースはありますか?

一番目のWhat do you have?は、飛行機だけでなく、レストランでワインの銘柄やドレッシングの種類などを聞かれたときにも使えますし、飲食店に限らず相手の品揃えをたずねるときにはどこでも使えますので、覚えておくととても便利です。相手は、We have...のように答えてくれます。(下の会話例参照)
お酒、またはソフトドリンクに限って質問したい場合は、こんなふうにどうぞ。複数形のsに注意してください。

What kind of alcoholic beverages (soft drinks) do you have?
どんなお酒(ソフトドリンク)がありますか?

来週も、機内での会話についてお話しします。お楽しみに。

Would you like something to drink?
What kind of soft drinks do you have?
We have orange, apple, cranberry, pineapple and tomato juice.
OK. I'll have a cranberry juice with lots of ice, please.
Certainly.

お飲み物はいかがですか。
ソフトドリンクは何がありますか。
オレンジ、アップル、クランベリー、 パイナップル、トマトジュースがございます。
そうですか。ではクランベリージュースを、氷をたくさん入れてください。
かしこまりました。