SELF-INTRODUCTION
第50回『名乗って、握手』
東京の桜はもう散りはじめていますが、今ちょうど満開というところも多いのではないでしょうか。4月は出会いの季節。今月は「自己紹介」をテーマにお送りします。

自己紹介といえば、まず名前。My name is...というフレーズは、日本中で知らない人を探すのが難しい程の定番フレーズです。しかーし!もっとシンプルにネイティブっぽく自己紹介するならこれ。
Hi! I'm Eri Takigawa.

基本的には男性が先に。男性なら、こう言った後に手を差し出します。女性は自分から手を出すことはせず、相手の出方を待ちましょう。
相手が名乗った後に続けてこちらが名乗る場合は、I'mすら省略することが多いです。名乗りながら自分も手を出し、握手。

遠慮せず、きっちり握りましょう。ここで弱々しく握ると、「自信がない」「信用できない」などロクなイメージを持たれませんので気をつけて。
私の知り合いで、世界各国を渡り歩いた商社マン生活中に、唯一インドでだけはどうしても浮気できなかったという男性がいます。その理由が、握手。初めてインドで知り合った女性と握手したとき、彼女の手があまりにも細く、そうっと弱々しく握られた瞬間「すごく申し訳ないけど、腐って脆くなった卵の殻を思い浮かべてしまったんだ」とか。それ以来、彼はインドの女性を抱き締めたらクシャッと崩れるというイメージが頭に出来上ってしまい、どうしても悪いことができなかったと言っています。それはそれで結果オーライなんですが。

しかし、ギューッと強く握り過ぎるのもいけません。握手は他の人には感じない挨拶だけに、相手の目を見据えながら不自然な程に長く強く握るのは、「俺を甘く見るなよ」「今に見ていろ」などの無言のメッセージにもなります。
男性が女性への場合は好意の表れとなりますが、やはり押し付けがましいのでこれも歓迎されないでしょう。しかも、指輪をしている手を強く握られるとかなり痛い。男性の方々、気をつけてくださいね。

さて、名乗った後に言うフレーズは?How do you do?を思い浮かべる方が多いかもしれませんね。でもこれはちょっと古臭くて、しかもすごくかしこまったあいさつ。「お初にお目にかかります」とか「どうぞよろしくお願い申し上げます」みたいな感じです。先週ご紹介したNice to meet you.の方が今日的でいいと思います。こちらこそよろしく、はNice to meet you, too.です。

Hi! I'm James Martin.
Hi. Anna Crowley.
Nice to meet you.
Nice to meet you, too.

こんにちは。ジェームス マーティンです。
こんにちは。アナ クラウリーです。
はじめまして。どうぞよろしく。
こちらこそ、どうぞよろしく。