I WONDER...
第47回『質問(7) ボーイフレンドはBOYFRIEND?』
今月は皆さんの質問に答える形をとっています。今週は、「ボーイフレンド、ガールフレンド、おつきあい」の表現について考えてみましょう。

男の人の感覚はよく分かりませんが、女の人の場合、「男友達」と「ボーイフレンド」には違いがある気がします。「男友達」という言葉には「いいヤツで、いろんな話ができて親しいんだけど、とりたてて男女を意識しない」というニュアンスが。一方、「ボーイフレンド」という言葉には、「友達ではあるけれども彼が男性であるってことも大事なファクターよ」というアピールが感じられます。多分、男性も同じですよね?

では、英語の場合は?ただの友達をboyfriend、girlfriendと他人に紹介するのはNGです。これらの言葉は、ズバリ「恋人」を意味するから。これに関しては私も苦い思い出あり。 まだ留学したての頃、ある嫌われ者の男の子が私のことをmy girlfriendと仲間に言いふらしていると女友達が忠告してくれたのですが、勉強不足の私は「確かに変な奴だけど友達には違いないし…」と思い、ほうっておいたのです。まったく見当違いの正義感。しかし、別の男の子が「あいつのgirlfriendっていうのは本当か」とわざわざ確かめに来たところで私もようやく間違いに気付き、プンプン怒って、たどたどしい英語で本人に文句を言いに行ったというわけ。

異性だろうが何だろうが、友達はfriend。「お互いの同意と約束に基づく1対1のおつきあい」にのみ、boygirlの冠が被せられるのです。どうしても「異性の友達」を強調する必要があるときには、male friend、female friendといいます。女性が女友達をgirlfriendと呼ぶことはありますが、男性が友達をboyfriendということはありません。boygirlは少年少女のイメージがあるかもしれませんが、サードエイジでも堂々とboyfriend、girlfriendを名乗ってかまいません。

ちなみに、男女が「つきあう」にはgo out withという言葉を使います。「つきあってください」はWill you go out with me?となりますが、誰かにこう言われてもWhere do you wanna go?などとトンチンカンな返事をしないように。
かくいう私は日本語すら危うくて、中学生の頃「つきあって」に「いいよ。どこ?」と答えてしまった大馬鹿者なので、偉そうなことは言えないのですが…。(ちなみに、彼は沈黙の後「…もういい」と言って去って行きました。青春の一コマってやつですね)

さてさて。来週は「山手線沿いって何て言うの?」という質問にお答えします。お楽 しみに。

それでは、一緒に会話してみましょう。

Who is this girl in the picture?
That's Anna.
She is beautiful. Is she your girlfriend?
No, unfortunately not.

この写真の女の子は誰?
アナだよ。
きれいね。あなたの彼女なの?
いいや、残念ながら違うよ。