12月になると、みんな思います。「うう、この1年、はやかった」。でも、去年の今頃は何をしていたかと思い出してみると、それなりに変化していることに気付きます。あっという間に感じても、1年はダテじゃないのです。このコーナーをコツコツと読み続けてくださった方には、目に見えない変化がきっとおとずれているはず。今回初めて読む人だって、大丈夫。「英語を勉強してみようかな」と思ったら、それだけでもbig change(大きな変化)です。
なんてことを言っている私がこう書くのもなんですが、日本の12月は、なんだか慌ただしくて、焦る必要のない人にまで「年内に片付けとかなきゃいけない事はないの?」と肩をつついてくるようなイメージがあってちょっと暗い気がします。忘年会だって「飲んで騒いで、イヤなことは年内に忘れておきましょう」って感じで、「うきうき、幸せ」といった雰囲気とはちょっと違う。
しかし、欧米では12月はなんといってもクリスマス!老いも若きも、頭の中はショッピングのことでいっぱいと言っても過言ではありません。12月の週末は、Christmas shopping(クリスマス・ショッピングという言葉がちゃんとあるんです)をする人で街はあふれかえります。
クリスマスに集う家族や仲間たちにあてたプレゼントを用意すると、リビングルームに立てたクリスマスツリーの根元に積み上げていきます。クリスマス間近ともなれば、クリスマスツリーはプレゼントの山に埋もれ、近付くこともままならなくなるほどです
こんなふうにクリスマス商戦は熱く熱く盛り上がるのですが、クリスマスから一夜あけた26日からもすごい。店という店が一気にセール時期へと突入するのです。26日には安くなると分かっていても、やはり25日の朝にプレゼントがある大切さには替えられないことを店も客もよく承知しています。
客としては悔しいところでもありますが、クリスマス・ショッピング中に目をつけた品物を自分用に手に入れるチャンスでもあるので、クリスマスをすぎてもやっぱり皆の頭の中はショッピングでいっぱいだったりします。
セールと大々的に宣伝していても、中にはしっかり元の値段のままという商品もありますから、お得な買い物なのかどうか確認できるといいでしょう。
「これはセール価格ですか?」は英語でこう言います。
Is it on sale? これは特売品ですか?
on sale(オン・セール)を間違ってfor sale(フォー・セール)と言ってしまうと、「それは売り物ですか?」という意味になってしまいますから、気をつけてくださいね。
来週は「3つで10ドルです」というフレーズをご紹介しますので、お楽しみに。
それでは、一緒に会話してみましょう。
◆Hello. How can I help you?
◆I'm looking for some sweaters.
◆I see. We have a Christmas sale now. How about this?
◆Is it on sale?
◆Yes, it is.
◆いらっしゃいませ。何をお探しですか?
◆セーターを探しているんですが。
◆そうですか。今クリスマスセール中ですよ。こんなのはどうですか?
◆それはセール品ですか?
◆はい、そうです。