SHOPPING 選ぶ
第31回『「試着していいですか」』
11月は航空チケットが安い時期。海外旅行に出かける皆さんは、是非「お買い物に便利なフレーズ特集」で覚えたフレーズを使って買い物を楽しんでくださいね。11月は「選ぶ」をキーワードにお届けしています。

私が10年近く前に初めてアメリカに行ったとき、お店でTシャツを見ていたら店員さんに Would you like to try it on? 「試着なさいますか?」
と聞かれて、思わず
Can I? 「いいの?」
と驚いた覚えがあります。

当時の日本では、試着できるのはスカートやパンツ、ジャケットなどに限られていて、Tシャツやカットソーなどのいわゆる「かぶりもの」は試着させてもらえませんでした。女性だと化粧がつく危険があるので店側が試着させたくないのも分かるし、日本人は几帳面で清潔好きだから肌に直接触れるようなものは試着させないのが当たり前だと私は思っていたのです。

しかしアメリカでは、ほとんど何でも試着させてくれました。買ったはいいものの家に帰って着てみたら思っていたシルエットと違うということが日本ではよくあったので、帰国して買い物をするたびに「日本でも試着させてくれればいいのに」と思ったものです。
しかし、バブルがはじけたせいなのか、消費者が強くなったのか、今は日本でも「かぶりもの」を試着させてくれるところが多くなりました。なかなか物が売れなくなると、客にとってはいい面もあります。

アメリカの試着室は、防犯の意味もあって鍵がかかっていることが多く、まず店員さんに一声かけないと入れません。「試着する」は「試す」という意味のtryに「乗せる、身につける」という意味のonをつけてtry...onと言います。
先週Can you show me...?で出てきた依頼表現Can youを使いましょう。

Can I try this on?
試着していいですか?

店員さんはきっとニッコリ笑ってSure. 「はい」 と答えてくれるでしょう。

来週は「高すぎます」「大きすぎます」など「〜すぎます」という言い方をご紹介しますので、お楽しみに。

それでは、一緒に会話してみましょう。

Excuse me. Can I try this on?
Sure. This way, please.
Thank you.

すみません。試着していいですか?
はい。こちらへどうぞ。
ありがとう。