| 「こんなに毎日暑いのに英語の勉強なんかできるか!」とおっしゃる方々、一瞬だけおつきあいくださいませ。8月は、相手の言うことが分からないときに言うフレーズを特集しています。
日本に住んでいるのはほとんどが日本人です。茶髪、ガングロなど、従来の日本人のルックスにあてはまらない人々も増えてきましたが、日本人だと分からないほどではありません。 本当に日本人でない人は、一目で分かります。そして、私達は彼らが日本語を話せないことを前提に彼らに接するのがふつうです。
しかし、アメリカのような英語圏はそうではありません。いろいろな国からいろいろな人々が移り住んでいる国ですから、見た目がアジア人だからといって英語が分からないとは思ってくれません。白人や黒人ではないからといって見た目だけで「ヨソの国の人」と判断するのは逆に差別にあたるともいえますから、ある意味では仕方のないことです。
きっと、あなたにも容赦なく本場の英語で話しかけてくるでしょう。そんなとき、Excuse me?や Sorry?と言っても、一度目とまったく変わらぬスピードでペラペラッとやられて、やっぱり聞き取れない、という事態が起こります。日本人の我々が「あのさぁ、見た目アメリカ人じゃないんだからさ、ちょっとは気を利かせたりしないの?」と言いたくなる瞬間です。
英語圏に育った人は英語さえ話せればどこへ行ってもあまり不自由を感じないので、言葉が分からない感覚というのが理解できないのです。 こっちが英語が達者でないと分かると、やたらに大声になり意味のない手ぶりを入れて話してくる人も少なくありません。「分からないものを大声で言われたって分からないぞ!無意味な手ぶりに気をとられると余計に分からなくなるじゃないか」と言いたくなることもよくあります。
こういうときにはやはり、「もう一度ゆっくり言ってください」とお願いする必要があります。 頼みごとをするときの代表的な表現Can you...? (〜できますか?)を使いましょう。
Can you say that again slowly?もう一度ゆっくり言ってくれますか?
もしも長すぎて言えなかったら、pleaseという奥の手を使います。Slowly(ゆっくり)の後にpleaseをつけるのです。Excuse me?やSorry?の後にSlowly, please.と言うだけでも分かってもらえますよ。
次回は、一部だけ聞き取れたときの質問の仕方についてお話します。お楽しみに。
それでは、一緒に会話してみましょう。
◆Here is your key. Your room is on the 13th floor. Take the elevator across the hall.
◆Excuse me, but can you say that again more slowly?
◆Sure.
◆鍵はこちらです。お部屋は13階です。ロビー向こう側のエレベーターをお使いください。
◆すみませんが、もう少しゆっくり言っていただけますか?
◆はい。
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