英語を話したいんだけど勉強は嫌いというワガママ初心者を応援するこのコーナー、7月はfast foodをテーマにお送りします。
日本でもお馴染みのファーストフードですが、カタカナなのに英語で通じないメニューがあるのを知っていますか?
ファーストフードといえばハンバーガー、ハンバーガーといえばフライドポテト。注文しないと「御一緒にフライドポテトはいかがですか?」と笑顔で必ずすすめられてしまうほど日本ではメジャーな存在ですが、実はアメリカのファーストフード店でfried potatoと言っても通じません。ポテトフライも駄目。
フライドポテトは、英語ではFrench friesと言います。フライの一本一本が集まってfriesと複数形になっています。一つだけ注文する場合には冠詞をつけませんが、二つならtwo French friesのように数をつけて言いましょう。
いつもポテトで飽きちゃったよ、という方は、onion ringsなどはいかがでしょうか。その名の通り、玉葱の輪っかのフライで、ケチャップをつけて食べます。ファーストフード店のもいいけれど、ちゃんとしたレストラン(英語ではファーストフード店もrestaurantですが)で食べると本当においしいので、ステーキ店などでメニューにあったら是非トライしてみてください。
ところで、英語でFrench(フランスの)とつくものはいろいろありますが、私の友人のフランス人は、アメリカに移り住んで困惑することが多かったと言います。ファーストフード店でFrench friesという呼び名を知ったときは「こんなものはフランスの食べ物じゃない」と思ったし、「フランスが恋しいでしょう?」とホストファミリーがFrench toastを作ってくれたときも「実は食べたことがありません」と言えずに困ったとか。
他にもFrench letter(フランス人の手紙)といえばコンドームのことですし、おなじみのFrench kissもあって、「アメリカ人がフランスと呼ぶものにはロクなものがない!」と彼は言います。Why? They're all good for you.(なんで?みんないいじゃない)と私は言ってあげたのですが、納得しませんでした。どなたか反論してやってください。
さて、最後にもう一つ。他に日本語と呼び名が違うものにコーラがあります。英語ではcoke。ちなみに日本でいうコカコーラライト(人口甘味料を使ってカロリーを押さえたタイプ)は、英語ではdiet cokeと呼ばれています。
アメリカ人はとってもコーラ好き。スーパーマーケットへ行けば、カフェイン抜きコーラ、砂糖抜きコーラなど、PepsiとCoca Colaブランドに限らずさまざまなバリエーションを見ることができますよ。
Two French fries, please. フライドポテトを二つください。
Can I have a small coke? コーラのSをひとつください。
来週はfast foodの最終回、お金を払って食べるところまでをご紹介します。お楽しみに。
それでは、一緒に会話してみましょう。
◆I'll have a cheese burger and a medium French fries.
◆Anything to drink?
◆Yes, a small diet coke, please.
◆Sure.
◆チーズバーガーをひとつとMサイズのポテトをひとつください。
◆飲み物はいかがですか?
◆ええ、コカコーラライトのSサイズをひとつください。
◆はい。