英会話初心者のうちは、ちょっとしたことで会話力に大きく差がつきます。そのためのコツをお教えするこのコーナー第四回目は、日本人にとっては使い分けがしにくいI'm sorry.とExcuse me.についてお話します。
「すみません」は日本人がとてもよく使う言葉です。知らない人に呼びかけるとき、誰かに何かをたずねるとき、謝るとき。こんなときに、英語ではなんと言ったらいいのでしょうか。
「すみません」で思い浮かぶのはI'm sorry.とExcuse me.ですが、この二つは異なる意味を持っています。 I'm sorry.は、何か悪いことをしてしまって「ごめんなさい」と謝りたい場合に使う言葉。ですから、お店で店員に呼びかけるときなどに「I'm sorry!」と言うのはヘンです。
呼びかけにはExcuse me.を使いましょう。こちらは日本語の「ちょっと失礼します」に近い感覚で、誰かに軽くぶつかってしまった場合や、相手の言っていることがよく聞き取れなくてもう一度言ってほしいときなどにも使えます。
ハワイに留学していた私の女友達は、バスの中で通路をはさんで向かい合わせに座っておしゃべりしていた二人の男性の間を通りぬけるときに「すみません」の感覚で「Sorry.」と言ったところ、「Hey! Why did you say sorry?」(おい!どうしてあやまったんだ?)と呼び止められて面食らってしまい、またまたsorryを連発しながらあたふたとその場を去ったそうです。
彼らにしてみれば、見ず知らずの女性にいきなり「ごめんなさい」と言われて、何事かと驚いてしまったのでしょう。自分の過失を認めるような場面ではないので、I'm sorry.ではなくExcuse me.と言えば良かったのですね。
Excuse me. How can I get to Covent Garden?
「すみません。コベントガーデンにはどう行ったらいいんですか?」
I'm sorry I'm late.
「遅刻してすみません。」
それでは、一緒に会話してみましょう。
◆Excuse me, you're stepping on my foot.
◆Oh, I'm sorry.
◆That's all right.
◆Excuse me?
◆I said "That's all right".
◆あの、私の足を踏んでいますよ。
◆ああ、すみません。
◆大丈夫です。
◆え?
◆「大丈夫です」って言ったんです。