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第8回 「THANK YOU. ありがとうのレベル」

ちょっとした英会話のコツを伝授するこのコーナー、ここからはThank you.をテーマにします。
これまでにお話ししたI'm sorry.と並び、人間関係において大切な役割をするのがThank you.。今週は、「どうも」から「本当にどうもありがとう」まで、いろいろな段階のThank you.を学びます。

先日、夜の六本木を歩いていたときのこと。私の目の前を歩いていた会社員風の男性が、道に立っていた黒人男性にThank you very much.と言っていました。
黒人男性はちょっと変な笑顔。なんだろうと思って見ると、会社員が手にしていたのは外国人ダンサーがずらりと並んだストリップ劇場の華やかなビラでした。

Thank you.やThank you very much.は日本人にとって最も馴染み深い英語のひとつで、とりたてて英会話など勉強したことがなくてもサラリと言える言葉です。
では、質問。Thank you.とThank you very much.はどう違うのでしょう?
Thank you.が「ありがとう」で、very much.がつくと「どうもありがとう」だろうって? 英会話の本を調べてみると、Thank you.の丁寧な言い方がThank you very much.だと書いているものがほとんどです。
しかし…。muchというのはそもそも「たくさん」という意味ですよね。ですから、very muchが丁寧さを表すというのも間違いではありませんが、むしろ感謝の大きさを表すと考えていいのです。

Thanks.という言葉を聞いたことがありますか?サンクスというコンビニもありますね。これは親しい仲間、気を使わなくていい間柄で使われる表現。ぐっとくだけた表現で、日本語でいうと「どうも」「サンキュー」にあたります。
店員など見知らぬ相手にも使います。 Thank you.はもっとも一般的な感謝の言葉。語尾をあげれば、「ありがとう」と軽い感じになりますし、下げれば「どうもありがとう」という感じになります。

Thank you very much.は、自分のために何か特別なことをしてもらったときに「本当にどうもありがとう」「感謝します」という意味で使う言葉です。
たとえば、お店で「バス停はどこ?」と聞いて「あちらです」と教えてもらった程度ならThank you.で、そこまでわざわざ連れて行ってもらったりした場合はThank you very much.といった感じ。(veryにアクセントを置くと、感じが出ますよ)

というわけで、道端でストリップ劇場のビラをもらってThank you very much.とまで言うのはやりすぎなのですね。そこまで感謝されて、ビラ配りの黒人男性は思わず苦笑してしまったのでしょう。それくらいの価値がある代物なのかもしれませんが…。

最後に、ネイティブスピーカー(英語を母国語とする人)の英語に近付くコツをひとつ。実は、Thank you very much.よりもThank you so much.の方がよく使われます。
意味は同じですし、vとrの発音は日本人には難しいので、veryよりもsoを使う方がよりネイティブっぽく聞こえますよ。

  • Can you hold this?
  • Sure.
  • Thank you. Where is the nearest station?
  • It's too far to walk. I'll drive you down there.
  • Will you? Oh, thank you so much.
  • これ、ちょっと持っててくれますか?
  • いいですよ。
  • ありがとう。一番近い駅はどこですか?
  • 歩くには遠すぎます。車で連れて行ってあげましょう。
  • いいんですか?わあ、どうもありがとう。
次回はThank you.に対する「どういたしまして」についてお話します。お楽しみに。

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