on、in、at、by、with、to、off、for、from...
「前置詞はテキトーに」が、英会話の現実ではないでしょうか。

ひとつひとつの前置詞に、数多くの用法があり、丸暗記などとてもできるものではありません。名詞や動詞によって、使われる前置詞が決まっているわけではないからです。
in Londonとat London、throw at...とthrow to...など、同じ名詞や動詞でも、使われる前置詞が違うことはよくあります。それは、in、at、toなど、それぞれの前置詞が持つ意味、“性格”に応じて、その状況を描写するのに最適なものが選ばれるため。

throw a stone at the dogは、「石を投げつけた」。
throw a bone to the dogは、「骨を投げてやった」。
ぶつけるつもりで投げたのか、あげようと思って投げたのか。状況の違いが、atとtoで表現されています。
同じ行為でも、元になる心理はさまざまでしょう。心情的なもので前置詞が変わることも多々あります。

あらゆる場面に対応するには、個々の前置詞の守備範囲やキャラクターを正確に理解しておくことが重要です。
また、それができていれば、どんな状況であっても独自の判断ができます。
この本は、そのためにあります。

ポップスを使った英語勉強法や、大ヒット曲の歌詞を題材に時制を解説するコラムもあり。
とっさの状況描写に自信がない。そんなあなたも、これを読めば、前置詞に強くなる。保証いたします。

定価:1,500円



掲載例文の一例

・確実に届くことを表すto
・届くかはともかく、方角を表すのが、toward

The boy threw the ball to the dog. 少年は犬にボールを投げた。
The boy threw the ball toward the dog. 少年は犬の方へボールを投げた。
The boy threw the ball for the dog. 少年は犬の相手をするためボールを投げてやった。

「到達」のtoは、投げたボールが犬に届いたことを暗示しますが、towardは犬のいる方へ投げたというだけ。for the dogは、遊びたがっている犬の相手をするため、どこかへ投げてやったという感じになります。


読者からのお便り

以前より前置詞を扱った本を探していたのですが、1ヶ月ほど前に多岐川さんの「前置詞の使い方に迷ってしまうあなたに」という本に出会いました。
感動でした!
こじつけではなく、無理なくイメージでき、しかも活きた例文も載っているので非常に楽しく読ませていただきました。シリーズ全部揃えたいと思います。
10代・男性

多岐川先生の本は勉強するという概念がなく楽しく読めるので私向きで本当に助かります。
20代・女性

「つい前置詞の使い方に迷ってしまうあなたに」を買ってこのサイトを見つけてから毎日拝見しています。 ブログはもちろん、毎日の楽しみです。
40代・男性

著者の優しさが伝わってきます。「これはこうだ」って、押し付けがましく、また講釈ばかりの読んでいて難しい本がある中、アッという間に読み終えてしまい、スムーズに自分の中に吸収されました。
著者の「関係詞」「仮定法」「助動詞」の本とともに、英語力がグッと伸び、表現力が増しました。
40代・男性

今までにない前置詞の本です。CHAPTER10.11.12の「前置詞徹底比較」だけでも値段以上の価値があります。例文の中で、なぜその前置詞が選ばれていて、他の前置詞だと意味がどう違うかが解説されているのは画期的で、塾講師にはありがたい一冊です。
20代・男性

一度目はふーんという感じで読みましたが、何度も読んで身になれば自分の英語はかなり伸びると気が付いて、何度も読み返しています。それくらい大事なことが書いてあります
30代・男性

amazon.co.jp読者レビューについて、こちらで回答しています。